タイルを使うと・・。
わが家の小さな庭にもヒガンバナが咲きました。
咲いて・・と言ったわけでもないのに 秋を感じて咲いてくれて
今年も元気の出る赤・・たけなわです。
9月5、6日の見学会で質問の多かった「タイル」の話です。
今までの家造りでタイルを使うのは 玄関周りや最近では見かけなくなった浴室などでした。
家造りは 建物・・柱など 男性的に捉えられる方が多かったのですが
奥様にももっと家造りに参加してほしいという想いがあって
キッチンやトイレなどに タイルを使うようになりました。
タイルなど色が加わることで 家も明るくなります。
そしてもうひとつ 左官さんの技術を少しでも残したいという想いもありました。
最近は 塗り壁やタイルを貼る工事も少なくなり 左官職人さんも少なくなってきました。
技術を習得されてもそれを表す場がなくなりつつあるのです。
私たちと同じ職人として 技術を残してほしくて 少しの所ですがタイルを貼ってもらいます。
タイルの柄を替えたり 下松の現場では玄関に石を貼りました。
高さを合わせたり 目地を入れたり ・・造り手の技術をもっと残してほしい・・
そんな願いを込めて下松の見学会では 説明させていただきました。
タイルや石の表情・・何となく家造りを和ませてくれます。
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