想いを受け継ぐ
数年前までは 墨付けが普通でしたし
大工さんたちは この墨付けをし 柱を加工していました。
最近は プレカット(木造住宅の柱や梁の継ぎ手、仕口を従来は墨付けに従って手 工具で加工していたものを機械で行なう技術。)
が主流になりましたが当時の大工さんたちは みな手作業で 技術を磨いていたそうです。
最近の大工さんには この技術ができる大工さんが少なく
ただ加工された材料を組み立てて行く工事が多くなりました。
私たちの職人は みなこの墨付けができます。
師匠について 技術を教え込まれた職人が 家造りをします。
プレカットも使いますが こういう技術を生かすことも 時間はかかりますが大事です。
先日から墨付けをしている職人のT君。
若いのに 素晴らしい技術を持っています。
彼の道具にこんな素晴らしい道具が・・。
「墨つぼ」・・お父様からの貴重なプレゼントだそうです。
技術、父親の想い、大工としての想い・・いろんな想いをつめこんだ 「墨つぼ」。
彼ならきっと それを受け継ぎ生かしてくれるはず・・。
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