虹の架け橋
クリスマスも終わり これからは迎春準備です。
周東の現場では 階段をつけています。
豪華な檜の階段材・・ここしばらくはなかった材料です。
新潟のお父さんに 一枚一枚丁寧に加工してもらった階段材を
私たち職人の手で墨をつけ刻んで取り付けます。
眩いばかりの光沢を放つ一枚一枚が取り付けられました。
2階に上がっていくのがもったいないほど きれいな檜です。
完成までは養生をします。
最近は 新築時に柱など古い感じを出すために わざと傷をつけたり 色を付けたりしますが
本来の日本建築はきれいに磨かれ 手で触ってもツルツルの柱に仕上げられたものでした。
この階段も施主様ご一家が毎日使われ 何十年と時を経て飴色になり経年変化を楽しんで古びる..
日本建築の醍醐味が これからはじまります。
いい材料をいただき 技術的にも初心に返る気持ちを出せて
お父様やご施主様に感謝の気持ちでいっぱいです。
新潟と山口 父親と娘・・いろんな意味で虹のかけ橋のようです。
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