プライド

新国立競技場の問題で建築家・安藤忠雄さんが
「工事をするものもプライドを持て。」と言われていました。
膨らんだ工事費に会見を開かれた時の言葉です。
デザインもオリンピックには世界各国からお客様が来られることを意識してか
とても斬新なデザインでしたが　費用面でも当初予算より倍になり
白紙になったわけです。
私たちも　一番頭を痛めるのが見積もり作成作業です。
自分の財布で考えてしまうからか
あまり高くなってしまうと　自分たちの労力で削ってしまいます。
私たちのような小さな工務店は　大手の工務店やハウスメーカーのように宣伝力も知名度もないので
仕事をさせていただくだけで　ありがたいという想いを持っています。
プライド・・と言えるかどうかわかりませんが
そんな想いを　家造りに反映させています。
国立競技場は　またこれから　プランができるでしょうが
世界の人たちが集うスポーツの祭典が東京であるのだから
できるだけ日本の気候や風土などを考慮した　
日本の建築家の考えられたプランができないものかと思ったりします。
相変わらず梅雨明けしない山口県。
青い空が・・と思っていたら週末はまた台風予報・・。
青い空に大きなひまわり・・見たいですね。