「おから」
四月のことを卯の花の月 卯月と、言いますが
料理で卯の花とおから・・こんな違いがあります。
卯の花=空木(ウツギ)の花。
可憐な小さな花達が、寄り添ってひとかたまりになって微笑んでいるような花です。
「おから」の料理の事を「卯の花」と言いますよね。
これは「卯の花」と「おから」が似ているからなんだそうです。
クックパットではいろんな作り方が紹介されている「おから」。
我が家は
椎茸人参、ゴボウ、小エビ・・などに加えショウガ の千切りを入れます。
この具をやや多めの出汁で甘辛く煮込みます。
小葱一ワは小口切りに切っておきます。
フライパンにオリーブオイル(サラダ油でも可)を薄くひき
おからを乾煎りし先に煮込んだ椎茸等の具と出汁を半量入れ混ぜ合わします。
その時に 味をみて薄味なら残りの出汁を加え味を調えます。
味がきまったら小葱を入れ出来上がりです。
卯の花のように 小さく切った具が寄り添い集まって 良い味を出します。
ただ おから=お空(おから)=具がない・・ではなく
結構根菜もたくさん入れるヘルシー料理です。
子供たちが大きくなって お母さんの料理で何が好き?と、聞いたとこ
おしゃれなハンバーグでもパスタでもなく素朴な「おから」料理でした。
小さいころから義父母と同居していたので 「おから」料理はよく作っていたからでしょう。
給食にも「おから」が出されることがあったらしいのですが
残飯率が一番多かったそうです。
食べ方がわからず ふりかけのようにご飯に振りかけて食べたのはいいほうで
牛乳と一緒に飲んだりする子もいたそうです。
家で作らないから食べなくなるのでしょうが
昔からの料理を作るのも食育なのではないかと思います。
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