木の家を想う。
日本の住宅は大半が木造住宅です。
火事で火の回りが早い・・ 阪神大震災の時木造住宅が倒壊・・とかあまりいい印象を与えてないにもかかわらず・・やはり木の家は人気です。
山々の木が家造りに生かされるという事もあり
木というものが日本人の生活になくてはならない癒しにもなっているのかもしれません。
しかし、家づくりが住宅産業と呼ばれるようになり、住宅の営業会社の営業マンが家を売り工務店に依頼・・と言うように簡単に家が建てられるようにもなりました。
また工場で生産した部材を組み立てるだけだったり ある程度出来上がったものを作業するだけになったり・・大工工事も少なくなり 大工さんも培った技術を発揮できる仕事が少なくなってきているようにも感じます。
その結果 木の特性を知り、良さを活かせる職人さんはどんどん減ってしまっているように感じます。
木造で正しい施工をしようと思えば、こうした本格派の職人さんたちの技術が不可欠です。
基本に忠実に こだわった家づくりをしている会社は皆、良い腕をもった職人さんが多いと思います。
構造から強度・施工まで 大工さんは技術はもとより 経験年数も価値になります。
永く続いている工務店も木の扱いに精通した大工さんが腕を揮っています。
若い大工さんも伝統の技を一生懸命学んでいます。
そして腕よりももっと大切なのが、木への愛情と人を思いやる気持ちです。
40年、50年と永きにわたって山々に生きてきた木を、家の材として再び生かしたいと思う心、
大金を投じて家族のための家を建てるお施主さんに報いたいと思う気持ち・・
私たちの職人はこのふたつは特に大事にした職人たちです。
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