正直
昨日の周東町の現場は 外部はサイディング屋さんが 室内は大工さんたちが黙々と工事をしていました。
新潟からいただいた階段材もしっかり取り付け
昨日は玄関周りの工事です。
階段材にしろ この玄関材にしろ 大黒柱にしろ 無垢の上等品。
滅多にお目にかかれないような材料に 職人たちは正々堂々と仕事をしています。
そんな仕事に向き合う職人さんたちを見ていて
数値や機械だけで暮らせる家も 機能的でおしゃれな家も もちろん大事ですが
家造りで職人の正々堂々と仕事に向かう気持ちがないと いい仕事はできないような気がします。
ひと月以内に一軒仕事を済ませろ・・とか この家はこの予算しかないから・・とか
商売には必要かもしれませんが
仕事をする根底に 人間としての心がないと何の価値もないような気もします。
自分の良心に恥じない、お客さまに満足いただける仕事をする・・それが職人の誇りではないかと
彼らの仕事をする姿を見ていて感じます。
きつい 汚い ・・と揶揄されることも多いですが
正直に仕事に立ち向かう姿には そんな言葉は必要ないのかもしれません。
檜の床材も貼り終えました。