柿の木
宅地造成のため 切られることが決定した柿の木。
まだ青い実をつけた柿が実るまでの夏から今までを見ていると
気持ちの上で 実を付けたの物を切り取る・・やはり心苦しく・・。
でも いろいろあり造成工事も延びたことで 熟した柿を目にすることができました。
持ち主のN様に 了解を得て昨日 柿もぎに行きました。
草が生えているところが 倒れて道になり 柿をもいだ後がうかがえます。
高いところは飛んだり跳ねたりして ようやく袋いっぱい収穫。
冬にはなくなるこの柿の木・・最後の実りです。
N様に聞くと S君たちと 柿を食べたとおっしゃってました。
私も柔らかく熟した柿を一口ほおばると とろける甘さでした。
数か月後には宅地に生まれ変わりますが その前に”めぐみ”をいただきました。
S君の思い出の中にずっと残っていることでしょう。
頂いて帰った柿は皮をむき 干し柿にするために吊るしました。
はじめての干し柿です 結ぶ縄も長さがまちまちですが
主役は 私たちに楽しみまで残してくれています。
恵みをいただいたことで くすぶっていた気持ちも秋空のようにすっきりしました。
いろいろなことを教えてくれた柿木・・そしてN様に感謝です。
おすすめの記事
関連記事はありませんでした