痛い思い。
2012年は、ロンドンオリンピックが開催された年でした。
嬉しい結果やくやしい結果、悲喜こもごもでした。
その中で、試合終了後、無念の涙を流す女子レスリングの浜口京子さんに、
お父さんのアニマル浜口さんが、
みっともない負け方しやがって!
と、水に落ちた犬を撃つかのように、まくし立てていました。
誰もが、「何もそこまで」と思う場面ですが、実はその後に、ポツリと、
俺だって本当は、よくやった、と言ってやりたい。
でも親の俺が叱ることが親としての努めなんだとおっしゃっていました。
何をやっても「よくやった」「お前は正しい」と褒めることをしていれば、
お互いに痛い思いをしないで済むかもしれません。
ですが、真剣にその人を育て、共に歩んでいこうとするなら、
それだけで充分と言えるでしょうか。
褒めてくれる人がいる嬉しさと同じくらい 叱ってくれる人がいる有り難さを感じたいものです。
おすすめの記事
関連記事はありませんでした