王様
「置かれた場所で咲きなさい」
ノートルダム精心学園理事長渡辺和子著書
自分の良心の声に耳を傾ける
ある小学6年になる女の子が書かれた詩。
「王様の命令」と言ってバケツの中へ手をいれる
「王様って誰?」
「私の心のこと。」
おそらく、寒い朝雑巾をゆすいでいるのでしょう。
冷たい水の入ったバケツに手を入れ、絞らないといけない時の心の動きが
この詩に表現されています。
「嫌だなあ」と、言う気持ち
「でも しないといけない。王様のご命令だから」と、言う自分自身との会話。
実は私たち一人一人の心の中にも
この“王様“は住んでおられるのです。
ためらっている私たちに善いことを「しなさいよ。」と、すすめ
悪いことを「してはいけませんよ。」と静止してくださるのです。
神の呼びかけは かくして電車の中で高齢の方に席を譲ろうか、譲るまいか、
嘘をつこうか、つくまいか、
こぼした水を拭こうか そのままにしておこうかと、
ためらっている私たちに どうしたらよいかを囁いてくださっています。
この「王様のご命令」に耳を傾け、従って、生きてゆきたいものです。
(本文より)
本屋さんで この本と出会ってたくさんの納得をいただきました。
相手に対して快くないことをする時 ちょっと考えて欲しいのです。
あなたにも 相手にも 可愛い子供たちや家族、会社の上司や部下・・
たくさんのお友達もおられるでしょう。
こんなかけがいのない大事な人たちが同じようにそんな快くないことをされたら・・と。
私たちの心の中に
善いことをすすめ
悪いことを制止してくれる
”王様“が住んでいる。
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