棟上げを前に・・。
H様邸 上棟が25日におこなわれます。
住まいのことのは手帖を読んでいると こんなことが書いてありました。
棟上げの 棟・・むねにもいろんな字がありますが・・。 棟 家の最上部にある木のこと。 胸・・心臓部、生命活動を維持するためになくてはならない臓器。 旨・・うまい・・なめて美味しいことを意味しておりそれに 趣、心持ち、中心・・という意味を付加したもの。 宗・・神を祀る御霊のことでここから長老、先祖、物事の根源という意味にも使われるようになったそうです。 これらの言葉に共通するのは人間の心身を司る本質、
根源であり棟も同じ意味合いを共有する音なんだそうです。
「む」という音は{生む、蒸す、産む、結ぶ}という意味を内包し
「ね」は隠れた物事事象の発現を意味する音なんだそうです。
従って「むね」とは根本的本質を発現し結実させる最重要なエネルギーを意味しているそうです。
上棟式でおなじみの「棟」は二つの傾斜した屋根が交わる部分のことで
建物の最上部に位置します。
土地には土地を司る神が存在し、
家屋には家屋を司る神が最上部の棟に存在するという古くからの信仰は非科学的なものではないのです。(住まいのことのは手帖より)
家を建てるときには 氏神様でお祓いをしてもらったり ・・
風習だからと聞いたままを執り行っていましたが
それには深い意味があること・・再確認です。
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