それでも、天を恨まない
震災から 7か月。
当時NHKで放映された中学生の卒業生代表の答辞。
その中学は防災教育には力を入れていたそうなのです。
「それでも、自然の力は大きく、
災害の前に、わたしたちは無力で、
大切なものが容赦なく奪われていきました。
悔しくて、辛くて、たまりません。」
途中、何度も歯を食いしばり、
また 涙をこらえながら、
時に涙をぬぐいながら、
天を仰ぎながら、
彼は、一つ一つの言葉を絞りだしていました。
一つの言葉には 苦しさ悔しさがにじみ出て
表しようもない悲しさまでも含まれていました。
「それでも、私たちは天を恨まず、
助け合って生きていこうと思います。
それが私たちの使命だからです。」
こう締めくくった答辞に
校長先生も頑張るんだぞ・・と。
今でも思い出されるそのシーン。
時の経過と共に離れている私たちは忘れそうな時も来るかもしれないが
決して忘れてはいけないこと。
私の永い人生の中でも
どうしようもない出来事や 死にたいほどの苦しみ・・を体験してきましたが
そんな私の体験など 小さなことだと思えてきます。
15歳の言葉「それでも、天を恨まない」
くじけそうな時に 私がいつも思い浮かべる15歳の少年から教わった言葉。
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