もうすぐ完成です。

下松の現場では　昨日　建具が入り　畳が入りました。
ひとつひとつの工事が終わるたびに　一抹の淋しさとともに
自然からの恵みを受けた　木や石や紙などを使い　
大きな家という建物を陰で支えてくれている　素材に対して感謝せずにはおれません。
豊かな山などの自然から　柱を一本取るために　何十年もの歳月をかけて成長を見守ります。
その間には　余分な枝を切り落とし　お日様を当てたり　草刈をしたㇼ・・
伐採、加工と何人もの手を加えて　一本の柱になります。
そんなことを思いながら　柱を磨くと　娘を嫁に出す親心のように
いろんなことを思い出し　無口になってしまいます。
昨日　建具屋さんが作ってくださった建具も　無垢の杉を使いました。
材料を仕入れるのにとても苦労されたそうで
節のない木目が　きれいすぎて　まぶしく見えますが
自然素材はそれなりにい　これからもメンテナンスが大変な生き物かもしれません。
無垢材にこだわられているご施主様　・・バトンタッチももうすぐです。
工事も終盤に差し掛かり　今日は完了検査をうけます。