跡地に立つと。
先日解体工事を終えた現場は 更地に戻り
40年間雨が当たらなかった 建物があったところにも
昨夜からの雨が恵みの雨になったことと思います。
ご施主様のおじいさまが造られた建物でしたが
当時はレッカーなどもなくて すべて手作業で木を組み
瓦をのせ 壁を塗り 本当の手作りで家を完成させられた想いが伝わってくるような建物でした。
更地になった今 いい天気の日には ひ孫にあたるR君の恰好の遊び場になりそうですが
おじい様もきっとどこかでこの光景を見ておられるだろうと思います。
代々の土地に建っていた家を解体し 新しく家を建てる・・
造成地とはまた違った”つながり”や”縁”を感ぜずにはおれません。
建物がなくなった跡地をみながら
この地に代々伝わる 何かを感じながら
雨の日には 潤いを
晴天には 輝きを 今のこの期間だけ 自然の恵みを受けておいてほしいと思います。
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