さらさらと。
指先が凍ってしまうような朝ですね。
けさはある方から教えてもらった俳句から。
心をば さらりさらりとささ竹の
世を曲がらずに すごさざらなむ
この歌には、竹のようにしなやかな心で、
「さらりさらり」と生きていきたいものだ
という願いが込められています。
「さらさら」という言葉は、物が軽く触れあう音です。
ともすると、私たちは周りがとても気になったりします。
物事に必要以上にこだわってみたりすることなく、
「さらさら」と、あるいは「さらりさらり」と生きてゆく。
それは竹のようにまっすぐな姿勢に通じるものではないでしょうか。
土の下では、しっかりと根を張り、
土の上ではすらりと立っていながらも、
風にさらさら揺れ、周りと調和している竹。
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