14年前の名刺
昨日は 14年前に新築をさせていただいたお客様から電話があり
お宅へ伺ってきました。
和室を洋室へリフォームしたいとのことでした。
このお宅は 道路沿いにあり車の往来も結構激しいとこなのですが
当時としては珍しい セルロースファイバーを壁の中にいれています。
セルロースファイバーはそれ自体に多数の微細な穴があり(多孔性)、吸音効果があります。
高密度(グラスウールの3~4倍)に隙間なく充填することにより、
壁の中には音を伝える役割を持つ空気がほとんど存在しない状態になるので、室内外からの騒音が伝わりにくくなります。
檜の柱や塗り壁・・当時はそれが当然だったのですが
今でも それがりっぱに家族を守ってくれています。
いろんな懐かしい話をしながら ふと見せていただいた
当時 主人がN様のお渡しした名刺。
角ばって やぼったいおしゃれでもなんでもない普通の名刺を
ご自分の手帳に大事にはせておいてくださいました。
リフォームのお話を頂いただけでも感謝なのに
この懐かしい名刺を見せていただいた時は
何ともいえず 感謝の言葉とともに・・ただ頭を垂れるだけでした。
小さな工務店の14年前の名刺。
大切なつながりを 感じた一瞬。
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