今日のいい言葉 (転載)
人は弱い。
だから、
うまくいかないことを
他人のせいにして、
自分は楽になろうとしてしまう。
親が悪い、環境が悪い、
周りが悪い、学校が悪い。
いくらだって、なにかのせいにできる。
大人だってそうだよね。
国が悪い、政治が悪い、
会社が悪い、社会が悪い。
テレビでも、そうやって、
批判ばかりしている人がいる。
でも、ほんとにそうかな?
実は、わたしたちは、
十分に恵まれているんじゃない?
目が見える、歩ける、
家族がいる、住む家がある。
喉が渇けば、すぐにコンビニで
ミネラルウォーターが買える。なのに、
なんで文句ばかり言っているんだろう。
(きみの名前を呼びたい、小林深雪)
どれだけ恵まれていても、
その人のなかに
必ずある「足りないレベル」に応じて、
不平、不満は出てきてしまう。
自分よりちょっとでも
ランク上の生活をしてる人が
文句言っているのを見て、
そんなに文句があるんなら、
「それ」を私にちょうだいよ、
なんて言ったりする人もいるけれど、
上のものを手に入れたとしても、
結局のところ、文句を言う対象が
変わるくらいでしかない。
文句を言う人は、
穴の開いた袋に何かを
詰め込もうとしているようなもので、
満たされることはないのだ。
まず、穴をふさがないことには、
文句、不平、不満は止まらない。
自分の心の中に開いちゃっている穴は、
何だろう?
幼いころの何か?
若いころの経験?
大人になってからの葛藤?
そんなことを考えるのも、
何かのせいにすることにつながるかな。
人間は、心の穴、足りないことについて
考えないことが一番いいかもしれない。
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