常識と非常識
先日のNHKの『こころの遺伝子』 は美容家のIKKOさんでした。
『これまでの人生の常識は捨てなさい』とのこと。
世間では、常識的なことでもそれぞれの生きる世界では非常識なこともあり・・
確かに彼のしていることも??と思う事もあるのですが・・。
常識外のことをすると 他人からどう思われるか・・
交差する不安が自分自身を委縮させたり、
一歩前に進めなくなることがあります。
昔 極端な話 「赤信号 みんなで渡れば怖くない」と、あったように
世の中の常識は非常識でもあったり首をかしげることも多々あったりします。
こう思われることがここ数年の建築業界で起こっているような気がします。
私たちが修行時代 家造りは一ミリの狂いもなく丁寧に仕上げてこそ本当の職人と言われていました。
仕上げたもの傷を付けないように 丁寧に仕上げ きちんと養生してご施主様にお渡ししていた。
今もそうだろうが 最近は仕上げに わざと古いものを使ったり 柱も色を塗装したり・・今風とは言え 家づくりも変わってきた気がします。
そんな家造りを最初見た時は 自分たちが今までやってきた事を疑ってみたりもしましたが最近はそれも間違いではないかも・・と思えるようになってきました。
何にでも基準は必要だけれどそれが必ず正しいことではないかもしれない・・。
もしかすると、非常識なことが正しいかも知れない・・そう振りかえらせてくれたIKKOさんでした。
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