「何でも来い！」

最近は　思ってもみなかったことが突然　おきたり・・
良いことも　悪いことも・・みな受け入れないといけない。
人生長くやっていると　「何でも来い！」と、思わないとやっていけないと友達が教えてくれました。

一遍上人は「捨聖（すてひじり）」と呼ばれた方で、
とにかく断捨離の元祖だったようです。

–身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ–

瀬戸内海でこういうことがあったそうです。
船が転覆してみんな海に投げだされました。
この海は渦が多く、多くの方が渦に巻き込まれないように必死に泳いでもがいたそうです。
その中で、生きようとする考えを捨て、渦に身をまかせた人がいました。
巻き込まれて底に沈んでは浮き上がり、また沈んでは浮き上がり、
７、８回ほど繰り返しているうちに、救助船がきて助けられたということです。
生きようとする人は亡くなり、生きることを捨てた人が助かった、ということです。
また聞きですから、実際のことはわかりません。

この話しも、逆境にむやみに抗うのではなく、
受け入れると浮かぶこともあるということでしょう。

以前　朝の説法で取り上げられた話です。
人生いろいろ・・秋風が身に沁みます。
我が家の曼殊沙華も　また来年。