
家が完成してしまえば見えなくなってしまいますが、この基礎工事こそ重要と考えており、
外注には任せず棟梁自ら土地を見極め、鉄筋を組みます。
以前は布基礎もありましたが今ではほとんどベタ基礎になりました。
ナカムラ建設では柱の大きさに合わせ基礎の立ち上がりの幅を決めています。
柱が105㎜角の場合は120mm、120mm角の柱の場合は150㎜、基礎の立ち上がり高さは500mm、
コンクリートに埋まる鉄筋のピッチは150mm~200mm、家の構造や地盤調査の結果状況により
その家に最適な基礎を棟梁自ら丈夫な基礎を造り上げます。

設計の段階の強度計算で筋交いは何本・・と取り付ける本数が出るのですが
その数字は最低基準の数字となります。
ナカムラ建設では、強度計算などなかった時期から長年家づくりに携わってきた勘を加え
もっと丈夫にと考え筋交いなども決められた本数以上を入れます。
最低入れる本数は決まっているのですが、いくら多く入れても文句を言われることはありません。

棟上げが終わると、床を貼る前に根太を300mmピッチで入れていきます。
特に補強を必要とするピアノ置き場や本棚など重量がかかる場所には
150mmピッチで根太を入れボンドと釘を併用し、より強くします。
最近は根太レスと言って根太を入れず28mm合板を敷く場合もあります。

以前は土壁仕上げをしていましたが時代の流れで珪藻土や漆喰を塗ったり 好みや予算の関係でクロスを貼ったりします。
その場合はF☆☆☆☆(エフフォースター)を採用しできるだけ健康に配慮した製品を使っています。
F☆☆☆☆(エフフォースター)とは
シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるため、建築物に使用する建材や換気設備を規制する法律が導入された。内装仕上げに使用するホルムアルデヒドを発散する建材に制限が行なわれるとともに、JIS、JASの表示方法が統一された。その際に、より上位の基準値が新設され、「F☆☆☆☆」は最も厳しい基準に適合した製品に対して表示される。

ナカムラ建設では、瓦やコロニアル等で屋根を造る前にも気を使っています。
毎年メンテナンスできない事を考慮し、通常より太いタルキを使い、
将来的に長持ちする家づくりを行っています。
見えないところこそ大事な工事と考えております。
ナカムラ建設では 瓦やコロニアル等で屋根を造る前にも気を使っています。 毎年メンテナンスできない事を考慮し 通常より太いタルキを使い、将来的に長持ちする家づくりを行っています。 見えないところこそ大事な工事と考えております。

「話が違う」「高いお金を払っているのに」
どう元値を計算してもそんな金額にはなりません。その金額であればキッチンやバス、トイレなどの設備はもっとグレードを上げても良いはずです。
御施主様からの大切なお金。
私は子供の頃から両親が昼夜通して一生懸命働いてきた姿を見ています。裕福でなかった子供時代。額に汗して得たお金だからこそ、自分の為に使える…そう思っていました。
